既にこのDVDの存在をご存じの方も多いかと思うが、このDVDにMr.EGLI.が登場しているシーンがある。風光明媚な草原地帯の小高い丘を走る一台の深紅のマシーン。そのマシーンはEGLIファクトリーに横付けされる。ヘルメットを脱ぐライダーは何とMr.EGLI。そうMr.EGLI自ら綺麗にレストアされたEGLIに乗って登場しているのだ。そればかりでなくEGLIについて語っている。ファクトリーでのパワーチェックの様子(ライティングが絶妙で非常に雰囲気ある)やサーキットでの走行シーンも収録されているのだ。 現在の日本ではあまり紹介されることのないMr.EGLI.であるが、彼の現在の様子を知ることが出来る大変貴重な一枚である。 このDVDの監修はZ1BOOKで有名なミッキー ヘッセ氏。 彼のZに対する純粋な思いが込められた一枚。 日本語バージョンがないのが残念。 DVDの内容は簡単なストーリー仕立てになっており、単なる資料だけに終わっていないのが嬉しい。 もちろん資料としても非常に興味深い物である。 山岳地帯や菜の花畑など大自然の中を走る カワザキ Z。 中世の面影を残した街を走り抜けるKAWASAKI
Z。 いかにドイツでZを愛する者が今だ多く存在するか伺い知ることが出来る。 このDVDを日本で販売しているSEAZ
COMPANY の代表も登場しているのが興味深い。
私はこのDVDを見て以来、KAWASAKI Z の魅力を改めて知った気がする。 パワーを追い求め、カスタムにはまっていた私にZ本来の魅力。 完成されたスタンダードZの魅力を再認識させられた気がしてならないのだ。 このDVDの中で、女性がフルレストアされたZ1を業者から受け取り「夢。これが私の夢のマシンなんだ」と言うシーンがあるのだが、何故か私は感動してしまった。 何年前になるだろうか? Z1に初めて乗ったときの感動・・・遠い記憶が蘇って来る。 ふと「スタンダードこそがZの魅力」「Z2はノーマルが一番だ!」といつも口にしている友人の言葉が頭をよぎった気がする。 私はこのDVDを見た数日後、Z2をSTDに戻した。 Z2本来の魅力を再び味わう為に・・・・
2004年04月 Mick
|