カフェレーサーってなんだろうか? 自分が中学生の頃読みあさっていたバイク雑誌に良くカフェレーサーと言うキーワードが出ていた。セパハン・集合・バックステップが三種の神器と言われていた時代、遠く海を渡ったアメリカやヨーロッパを羨ましく思いながら自分のバイクをそれっぽく仲間といじった日々が懐かしい。 雑誌の付録ポスターを自分の部屋壁に貼り遠くヨーロッパやアメリカのバイクライフに憧れた。 TVドラマ「Chips」にZ1Rが出たシーンを今でも鮮明に覚えている。部屋に貼り付けたポスターはまさにZ1Rだったのだ。カウリング付きのZ。バターナイフで削った様な鋭いエッジで構成された大胆なデザイン。これこそがカフェだと思った。 それ以来頭の中にカフェレーサーが住み着いた。当時時代の先端を行ったBimota.EGLI..RICMAN等々も今となっては古き良き時代のバイクになってしまった。そんな昔憧れた高嶺の花と言われたカフェ達の魅力を紹介していくつもりである。                                                 

夢よ再び・・・                             Mick
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BIMOTA >KB1>Debut.
KB1
1977年 KB1 デビュー

ミラノ モーターショウにて発表


KB1 Kit      
  3,600,000 lire
KB1
complete   8,100.000 lire

(1977年当時の為替レート) $1=\268.5
             L100=\4

*左は発表当時のKB1。カラーリングはプロトタイプで上の画像のカラーリングが市販された。    

 KB1 1977年マッシモ・タッブリーニによってデザイン並びにエンジニアリングされたKB1は、ミラノモーターショウにて発表された。発表時のプライスはKB1−Kitが3,200,000リラ。コンプリートが 7,600,000リラであったが実際の販売価格はKB1/a コンプリート車が8,100,000リラ、キットが3.600.000リラであった。エンジンはカワサキ製Z1000のユニットが使用されたが、カワサキからのエンジン供給はされていなかった。そのためBIMOTA社はZ1000を購入しエンジンやメーター周り等必要な部分のみ取り外してKB1に搭載していた。当時のBIMOTA社にはエンジンを取り外されたZ1000が沢山あったという。このエンジンであるがZ1000のパワーユニットが標準であったがユーザーの好みによってZ900エンジンを選択することも可能であった。特徴的なフレームはクロモリ製で通称「バードゲージフレーム」。まさに鳥籠の様にエンジンを抱え込む様なレイアウト。これにアルミパーツ組み込まれ、徹底的に軽量化がなされていた。フロントフォークは上下のハンドルステムに設けられたエキセントリック部分を調整することによりキャスター角が可変することが出来た。まさに奇才タンブリーニの本領発揮と言ったところ。KB1には2つのバージョンがあった。KB1:カワサキSTDフォークとブレーキの組み合わせ。KB1/a:ユーズドのマルゾッキφ36ミリまたは補強が施されたセリアーニφ35ミリの組み合わせ。この2種類が基本であった。KB1/aにはBrembo製0roシリーズブレーキと軽量化のための穴が開けられたフロント280ミリ、リア260ミリの鋳鉄ディスクが搭載されていた。前後ホイールはマグネシウムホイールが採用され、その形状は星形か5本スポークのどちらかを選択することが出来た。リヤサスペンションはコルテ・ロッソ。外装は赤と白の組み合わせで細かく言えば3世代に区別する事が出来る。初期・中期はタンクのエンブレム部にBIMOTA KAWASAKI の文字が表記され、後期はBIMOTA のみの表記となっている。後期型ではKB1の文字がよりいっそう近代的なデザインとなっている。気になるパフォーマンスは最高速度233.8キロ。4分の1マイルを23.5秒。乾燥重量は193Kgで827台のKB1が製作された。そのうち16台がコンプリート車(最初期型)で残りはキット形式での販売であった。

 上の画像は1977年に発表されたKB1極初期型である。一般に初期型と言われているタイプとの違いが数点見られる。タンクはキャブレーターの横で大きく切れ込みファンネルを横から包み込む様な形状となっている。またシートの形状も流線的でカラーリングと相成って昆虫の尻を連想させる。 フロントフォークとブレーキキャリパーZ1000STDの物が使用されている。 このタイプのKB1はきわめて珍しく、16台程しか生産されていない。